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「言いたいことは1分で! 10倍伝わる話し方」は話し方の具体的なノウハウが詰まったお役立ち本

f:id:lasagnacandy:20190220224222j:plain 生きる上でも働くうえでも、コミュニケーションは欠かせない。

f:id:lasagnacandy:20190220224222j:plain 学校では教えてくれないコミュニケーション取り方について、体験談をもとに練り上げたノウハウ本がある。

f:id:lasagnacandy:20190220224222j:plain 実践すると、気持ちの良い時間を共有でき、内容も相手に伝わりやすくなる。

という本の紹介の記事です。

 

言いたいことは1分で! 10倍伝わる話し方 内容

早速この本を見ていきましょう。

 

この本の著者は、

渡辺美紀さん

「10倍伝わる話し方」代表・講師。上智大学卒業後、外資系食品メーカーにて営業、営業企画を担当。劇団を立ち上げ、舞台役者としても活躍。「話して伝えること」を仕事にしようと決意して独立。現在は、テレビ番組のレポーター・ナレーター・司会業のほか、企業・自治体・個人のビジネスパーソンを対象に「10倍伝わる話し方セミナー」を主催。司会経験は500件以上、セミナー講師としては3000人以上を指導する。セミナーは「すぐ実行できる」「すぐ効果が出る」と好評を博している。

 

 本の簡単な紹介には本の袖にあるものからは、 

たとえば…

◆仕事のホウ・レン・ソウは一分以内に済ませる

◆プレゼンの時は、話に番号をふる

◆面接の自己紹介では、自分ではなく相手のことを話す

たったこれだけで、あなたの話は10倍の影響力で相手に伝わります。

 

 

幻冬舎さんのwebsiteでは、以下の様に紹介されています。

 「1分だけいいですか戦法」「自分を紹介しない自己紹介」「話す時間を半分に減らせる五大ゴミ用語」等、リピーター続出の人気講師が豊富な指導経験から編み出した、影響力を高める話し方28のルール。

 とあります。

 

目次では大きく3章に分けて説明されています

初めに

第1章 「仕事がすいすいはかどる人」が実践している10のルール

第2章 「なぜか話がはずんでしまう人」が実践している7つのルール

第3章 「聞き手をグッと引き付ける人」が実践している11のルール

おわりに

 

言いたいことは1分で! 10倍伝わる話し方 読んだ感想

「言いたいことは1分で」が役立つ人

 「言いたいことは1分で! 10倍伝わる話し方」は、著者の体験から生み出されたものです。

 

  • 日常生活の出来事から
  • 外資系メーカーの会社員から
  • 司会業から

などの話題が、本の中でも具体例として何度も出てきます。

 

著者が仕事中に失敗した時に、同僚が上手にやっていたことを真似て生み出したものであったり、

失敗した経験の中から、ご自身で見つけ出したものであったり、

うまくいく方法を試行錯誤した結果生み出されたノウハウが凝縮されています。

 

ビジネスのことについて多く書かれていますので、主な対象者はビジネスパーソンになるでしょう。

ビジネスシーンで使える話し方は、日常生活やプライベートでも活用できるもの。

現在は、半公の場でもあるSNSなどでも活用できるかもしれません。

 

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この本が役立つのは、主にビジネスパーソン

ただし日常生活でも、SNSでも役立つ。

 

この本を読んだ個人的な感想

この本を読み終えて感じたことは、

「コミュニケーション取り方で人の心の動き方が違ってくる」

「心を動か具体的な方法が書いてある。役に立ちそうだ」

ということでした。

 

著者の渡辺さんが、人を動かす方法について、それを28のルールに分けて記載してくれています。

それぞれにルールは大体2~4ステップに分けて記載してあるので理解しやすい構造になっています。

 

具体例を挙げると

ルール13「熱い思い」をスマートに1分で伝える「3ステップトーキング」

①テーマ:何についての話か

②エピソード:自分か誰かの体験談、実際にあった例

③言いたいこと

といったように、難しい内容も、読者に分かりやすいように簡略化してあります。

 

またそれぞれについて、具体的なエピソードの記載があります。

うまくない例や失敗例のほか、成功例についても記載があります。

要約を見てイメージがつかない人も、具体的なエピソードを見ることで理解しやすいつくりとなっています。 

 

 

本の背景には、場を共有する空海にいる人たち皆に、気持ちよく過ごしてもらおうという、筆者の心の在り方がにじみ出ていると感じました。

 

社会での生産性にかかわる「仕事の要約と伝え方」について、

社会で生きていくうえで「他人と気持ちよく共存する」こと。

この2つを上手に融合させている、そんな本と感じました。

 

この本を手に取った読者は少なからず、自身の日常生活やビジネスシーンで話し方に困った体験をされているものと思います。

繰り返しになりますが、本で紹介されているエピソードは実際に著者が体験されたもので、読むだけで状況がイメージしやすくなっています。

読者が困っているエピソードの参考になるものが、少なくとも複数は見つかるのではないでしょうか。

 

この本を読むことで

主にビジネスシーンで「仕事内容の要約と伝え方」「他人と気持ちよく共存する」コミュニケーションを、具体例を交えて学ぶことができる

 

まとめ

言いたいことは1分で! 10倍伝わる話し方は、話し方に悩むビジネスパーソンに、すぐに役立つつくりとなっています。

 

コミュニケーションの取り方は学校では習わないものにも関わらず、社会に出たあとはできないと嫌な顔をされます。

ビジネスシーンで困っていることがある、なぜかわからないけどコミュニケーションがうまくいかない、そう感じている人の手伝いになるノウハウが詰まっています。一度読んでみてはいかがでしょうか。