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「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー」は自分の強みの活かし方がわかってくるおすすめの本。

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f:id:lasagnacandy:20190220224222j:plain 自分にも他人にも弱点に目が向きやすい。弱点に目を向けていると、批判的になりやすく、不安になりやすく、意欲も上がりにくい。

f:id:lasagnacandy:20190220224222j:plain 「強み」注目して育てていくことで、仕事・人間関係で自信と希望を持ち、意欲を持った活動に変わっていく。

f:id:lasagnacandy:20190220224222j:plain 「才能」を見つけ「強み」に変える行動アイデアもあるのがストレングスファインダー。巻末にあるアクセスコードで、ウェブ上で簡単に診断を受けられる。

という本の紹介です!

 

1なぜストレングスファインダーなのか?

1-1自分も他人も、弱点に目を向けがち

この本の初めの小タイトルは「いばらの道を歩むな」から始まります。

「努力すれば、何にでもなりたいものになれる」という、多くの人が信じている格言があります。なりたいものになるために、大人も、子供もあらゆる努力をしています。

 

「なりたいものになれる」と信じているわけですから、なるために必要なものは苦手なことであっても当然克服するものと考えています。

 

アンケート調査では

アメリカでは77%の大人が、子供たちの最も悪い成績の科目にこそ、最も多くの時間と注意を注ぐべきだ、と答えている。

自己肯定感の高いアメリカにおいても欠点克服に対する強迫観念が高いわけです。

自己肯定感の低い、また皆ができることはできて当然とと考えやすい日本においては、なおさらその割合は増えるだろうと思われます。

 

では、本当になりたいものに、皆がなれるものなのでしょうか?

どれだけ野球が好きであっても、プロ野球選手の1軍に登録される選手の数は決まっています。

数字で悪戦苦闘している人が、優秀な会計士になることは難しいと思われます。

 

努力すれば何にでもなりたいものになれるとは、決まっていないのではないでしょうか。

 

1-2弱点に目を向けても幸せになることは難しい

弱点克服ばかりに目を向けることは、いばらの道であることはわかりました。

 

ところで弱点克服は幸せにつながるのでしょうか?

 

ギャラップ社のアンケート調査では、従業員が周囲に悪影響を受ける確率として

  • 上司が従業員を無視する場合 40%
  • 上司がまず、従業員の弱みに着目する場合 22%
  • 上司がまず、従業員の強みに着目する場合 1%

というデータを示しています。

実に半数以上が才能を無視されるか、才能がないところに注目されることで悪影響を受けると回答しています。

 

強みを発揮できない職場においては、

  • 仕事に行くことが不安
  • 消極的になる
  • 勤務先がいかに悲惨かを友人に語る
  • 日々の達成率は低調
  • 前向きに考えられず、創造的でなくなる

という状態になりがちです。

 

「強みのゾーン」に居ないことは、仕事・人間関係・健康に深刻な影響を与える。

反対に強みの基づいたアプローチを使っている人は自身と希望にあふれ、他人を思いやる余裕も生まれる

 

ことがギャラップ社の調査で明らかになっています。

 

f:id:lasagnacandy:20190709105007j:plain弱点に克服に目を向けても、意欲も生産性も上がりにくい。「強み」を生かすと希望と意欲が生まれる

 

2ストレングスファインダーで「才能」を「強み」に変える

私たちはの中に「長所はなんですか?」と質問されてすぐに答えられる人はどれだけいるのでしょうか?

 

実際のところ、私たちはほとんど自分や周りの人の、「才能」や「強み」を知らない、もしくは知っていても説明できない状態で過ごしています。

 

弱点を見つけることに目が向きやすい現代の社会では仕方のないことだと思います。

しかし、ストレングスファインダーでは、弱点ではなく「才能」を見つけることが出来ます。

 

 

そしてそ「才能」に「時間」をかけてやることで「強み」として生かすことが出来ます。

 

強みの方程式とは

才能(頻繁に繰り返す思考、感情、行動パターン)

 ✖

投資(練習やスキル開発、知識を身に着けるためにかける時間)

 =

強み(常に完ぺきに近い成果を生み出す能力)

 

であり、ストレングスファインダーでは強みのもととのある才能を見出すことが出来るわけです。

 

f:id:lasagnacandy:20190709105007j:plainストレングスファインダーでは、「強み」もととのなる「才能」を見出すことが出来る。時間をかけることで才能が強みに開花する。

 

3診断はウェブで簡単に受けることが出来る

3-1全部で34種類を(もしくはそのうちの5種類を)見つけることが出来る

ストレングスファインダーは2.0の時点で、34種類の才能を特定しています。

アレンジ、運命思考、回復志向、学習欲、活発性、共感性、競争性、規律性、原点思考、公平性、個別化、コミュニケーション、最上志向、自我、自己確信、社交性、収集心、指令性、慎重さ、信念、親密性、成長促進、責任感、戦略性、達成欲、着想、調和性、適応性、内省、分析思考、包含、ポジティブ、未来志向、目標志向

 

そしてそれぞれに対して、

  • 資質そのものの説明
  • 資質を持つ人たちの声
  • 行動アイデア
  • その資質が高い人との働き方

が記載されています。

 

自身のTOP5の才能を知る、そして、それに基づいて才能を生かすための行動アイデアを知ることができます。自身の才能のある所に、時間をかけることにより、それを強みとして開花することが出来る。

まさにストレングス(強み)ファインダー(発見)になるわけです。

 

性格には、長所・短所両面があります。TOP5の資質を生かす中で、TOP5の資質による「落とし穴」を避ける方法が明記されていることも、この本の特長の一つです。

 

f:id:lasagnacandy:20190709105007j:plain34の才能すべて、もしくはTOP5の才能を知ることができる。才能を知り、今後に生かすことが出来る

 

3-2アクセスコードは巻末にある。中古本のアクセスコードは使えない。

アクセスコードは巻末に記載されています。

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https://www.gallupstrengthscenter.com にアクセスして

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「アクセスコード」をクリック

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10桁のコードを入力します。

 

後は、

「個人情報」

「メールアドレス」「パスワード」を入力する欄があります。

 

メールアドレスとパスワードを残しておくことで、あとで何度でも確認できます

ストレングスファインダー1.0を受けた方でも、ストレングスファインダー2.0の診断を受けることが出来ているようです。

今後、ストレングスファインダー3.0が出た際にも、診断を引き続き受けられる可能性があるので、必ず残しておくようにしましょう。

 

診断はウェブのみで行われます。

20秒程度でどんどん入れ替わる質問を5択で答えていく形式です。

ぜひ十分に時間があり、一人で集中してできる環境で行ってください。

 

!注意!

中古本にあるアクセスコードは使用済みのものが多いようです。

せっかく買っても診断できないことがあるためご注意ください。

 

まとめ:自分と人生の選択をし直す最良のツールの一つ

普段何気なく生活していると、弱点ばかりが目につき、本来持っている才能は何かに目が向きにくいものです。

弱点ばかりに目を向ける人生では、人間関係だけでなく、職場においても、生産性につながりにくく、意欲も上がりにくいものになります。

 

反対に、強みを生かすことで、社会的にも精神的にも豊かになる可能性は十分にあります。

「才能」に「時間」をかけて伸ばすことで、「強み」となる。

ストレングスファインダーはそんな「才能」を見つけるだけでなく、才能を強みに変えるための「行動アイデア」も記載されています。

 

欠点を知るための診断は簡単に見られますが、才能を見つけ生かす診断は少ないのではないでしょうか。

ファーストフード3-4回分で、コース料理であれば1回分だけで、今後の人生が大きく変わるきっかけをつかむことが出来るかもしれません。

今の人生どのように生きたらいいのか、豊かに生きるにはどうすればいいのかを知りたい方は一度試してみる価値は十分にあるかと思います。